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学校応援企画「クラスみんなで辞書引き学習にチャレンジ!」の参加校より、成果報告をいただきました。
お取り組みの様子や成果を、児童の皆さんの笑顔の写真と共にお届けします。
福島県福島市立金谷川小学校
3学年担当 菅野純子先生
始めにベネッセのICTサポートの方に入って頂き、辞書引きの仕方を画像を見ながら指導しました。その後、クイズ形式で言葉を調べたり、とり→りんご→等しりとりをしながら言葉を調べさせたりしました。また「食べ物」「動物」「スポーツ」などのお題に沿って言葉を見つけたりもしました。授業では、わからない言葉がでてきたらその場で調べることもあります。誰が一番早く辞書を引けるか競争することも、楽しかったです。
付箋が届いた時は「やった~!」「すごい!」と歓声が上がりました。「先生、家で辞書引きしてきていいですか?」と辞書を家に持ち帰ってがんばる子どもがたくさんいました。付箋50枚、100枚単位でごほうびシールを貼ってあげているのですが、「500枚になりました!」「1000枚になりました!」と嬉しそうにシールをもらいにくる様子を見ると、すごいなあと感心してしまいます。また授業で言葉を調べたときに、3つくらい意味がのっている場合では、「この中で1番ぴったり合う意味はこれかな?」と考える姿もあり、調べ方が上手になったなと感じます。
福島県相馬市立中村第二小学校
3学年担当 西山弥生先生
各学級で、練習や学習の中に取り入れています。児童からは「付箋がたくさんたまって楽しい!」の声が聞かれ、少しの隙間の時間を見つけて取り組んでいる姿も見られます。辞書を引いて、意味を調べるということを、面倒くさがらなくなったこと、国語だけでなく、他教科での辞書の使用がみられるようになったことを今までの成果として感じています。
3学年担当 大杉あけみ先生
ベネッセの講師の先生に来ていただいて辞書引きの学習の導入をやっていただけたので、児童が辞書の世界に引きこまれていき、その楽しい思いを持続させることができたので大変ありがたかった。
授業中早めに課題が終わった時や給食の待ち時間等のすき間時間に、自ら進んで辞書引きを楽しむ児童も多かった。「先生○○という言葉が載っていました。」と、自分の見つけた言葉をうれしそうに報告する児童もいた。
辞書の引き方が分かり、辞書を引くのを楽しんでやる児童が多くなったことを成果として実感している。
今後も辞書の学習は続けていく予定だが、意欲をいかに継続化させるかが課題だととらえている。
【8月 お取り組み中間報告】
3学年担当 大杉あけみ先生
3年生になり国語の授業で国語辞典を引くことが始まるので、クラス全員しっかり引けるようになればいいなと思って、参加することにしました。
3学年担当 奥山圭先生
3年生の「国語辞典の引き方」の単元で、辞書のきまりや引き方について学んだ。そこから、付箋を使ってテーマ毎に(例:くだもの)辞書を引くことからスタートした。慣れてきてからは、新出漢字を学習するたびに、その漢字を使った熟語を調べるようし、漢字練習ノートに熟語とその意味について書き、語彙を増やしていった。「付箋を使うことで、どれだけたくさん辞書を引いたか一目でわかるから楽しい」「友達も頑張っているから、私もたくさん付箋を貼りたいと思った」「もっともっと辞書をパンパンにして言葉をふやしたい」といった声があがっている。
関心の高い子からは、読書タイムに「辞書を読んでも良いですか?」という質問もあった。いろいろなページを読んでいるのが楽しいのだという。
小林雅典先生・大木尚美先生
自分専用の辞書をもった喜びで、指導いただいてからのはじめの1か月は特に面白がっていました。また様々な場面ですぐ辞書を引き、自宅に持ち帰ってからも取り組んでいたようです。目標枚数に達すると大変喜び、更にがんばって行くという姿が見られました。
辞書を引くことが速くなり、知らない言葉や気になる言葉はすぐ引き、より理解するために、もっと詳しく引いていくようになったという変化を感じます。語彙が豊かになり、辞書を「読む」楽しさも学びました。
10月30日には第3回辞書引き大会を実施し、辞書を引くスピードを競う「高速の部」、いかに早く正確に言葉の意味を書き写せるかを競う「調べ書きの部」、「付箋の枚数の部」の上位入賞者を表彰しました。一番多く付箋をつけた子は9000枚以上に達しました。
辞書引き大会は、3年生の2クラスが合同で行います。友達と競い合う体験をする中で、子供同士の結びつきもできたという成果もありました。
今後も積極的に取り組む予定です。
【8月 お取り組み中間報告】
3学年担当 小林雅典先生
次のステップで取り組みを進めました。
1.辞書引きについてベネッセ講師よりの指導。
2.個別指導を中心に、辞書引きの補充指導。
3.日常の授業の際、辞書を机上に置き、常に分からない語句は自分で調べるといった、辞書の常用化。
4.辞書引きゲームや調べた語彙数に対しての表彰等。
5.雨の日や家庭学習で取り組む。
児童からは、「はじめはめんどうくさいと思ったけど、調べることで新しい言葉の意味が分かるし、楽しくなった」「辞書引きは楽しい」「早く5000個調べて、カリフラワー辞書にしたい」「いろいろな言葉の意味が分かるようになった」といった声があがっています。
夏休み中は、辞書引きは子供に任せた状態です。「めざせカリフラワー辞書」、なろう「言葉名人」。夏休み明けの元気な子供の姿と戻ってくる辞書のカリフラワー化を不安もありながら楽しみにしています。
3学年担当 古河由美子先生
国語の授業で単元ごとに分からない言葉の意味を調べる、言葉遊びをしながら国語辞典の使い方をマスターするといった取り組みをしています。児童からは「付箋が増えてくると楽しい」「国語辞典の使い方が分かった」「家でもやっていきたい」といった前向きな声があがっています。児童の言葉を調べる力がついてきたという実感があります。
横山繁一先生・植田佳子先生・角遼太郎先生・本池千尋先生
取り組み当初は、教師からの声かけで辞書を引いていたが、段々と自主的に辞書を引くようになってきた。
辞書は、机上や机に置いたり横の本袋に入れたりして、いつでも引けるようにしている。
国語では、新しい漢字を習ったときに、その漢字はどんな言葉に使われているのかを辞書で探す。国語科以外の教科でも国語辞典を使っているので、分からないことを自分で調べるという習慣がついてきた。子どもたちの語彙力も増えてきていると思う。子どもたちは、聞いた事がある言葉は意味もなんとなく分かった気になっていることが多く、辞書をきちんと引かせて、言葉の意味を確認させることは大切だと改めて感じた。
付箋を貼ることで、辞書を引いていくことの達成感を味わうことができた。しかし、付箋が増えてくると、言葉を探すときに引っかかったり、探したい言葉が付箋に隠れたりしてしまっている場合がある。児童の中には、「先生、付箋を外してもいいですか」という声が上がり、付箋に頼る時期は終わってきたかなと感じた。しかし、辞書自体はとても好きなようで、読書の時間には「辞書も読書に入りますか」「辞書を読んでいてもいいですか」と、聞いてくることも多かった。
【8月 お取り組み中間報告】
本池千尋先生・角遼太郎先生
1年生の漢字学習が始まったときから、学校にある国語辞典を文作りや熟語集めに使用させていたが、児童によって言葉を探す時間に大きな差があり、辞書の引き方の指導を早めに行いたいと考えていた。
国語辞典の言葉の並び方を知らせ、教科書に載っている言葉を使って、辞書の引き方を練習する、新出漢字の学習の際、手元に辞書を置いておき、各自が言葉を探してノートに書くといった取り組みを行った。
辞書を入れた袋を机の横に掛けているが、授業中に限らず、隙間の時間を見つけては言葉探しをしているので、時間が早くなってきている。前後の言葉も合わせて読んでいる児童が多い。
早めに取り組むことで、子どもたちは辞書に親しみ、使うことの抵抗も少ないようだ。付箋をたくさんもらったことで、たくさん言葉を引き、貼っていこうという意欲を持つことができた。
教務主任 佐々木晴美先生
3年生5月の国語科の単元「国語じてんの使い方を知ろう」(東京書籍3上)で、辞書の引き方のルールを学び、辞書引き学習をスタートしました。国語の授業時間の一部をあてることを6月までおこない、慣れてきたため、どんな学習の時でも、すぐに調べて付箋をつけることを続けています。授業以外に、朝の活動タイムの時間に、早引き競争をしたり、昼のドリルタイムに、テーマをきめての辞書引きゲームなどに、取り組んでいます。
付箋がたまっていくのがうれしくて、辞書引きを楽しんでいるようです。休憩時間に、児童だけで、自主的に、辞書引き大会を行うなど、意欲的に取り組んでいる姿をよく見かけます。
はった付箋がふえていくことが、目にみえる成果となり、意欲につながりました。身近において調べる習慣づけに効果がありました。
どんな指導でもそうですが、個人差に応じた指導の必要性が課題です。辞書引きができても、活用までできない子もいます。また、辞書引き学習と語彙力の育成とは、関係があるのは当然ですが、別の指導がいることを強く感じています。
今後も、3年生で開始して、ずっと継続していこうと思っています。
【8月 お取り組み中間報告】
教務主任 佐々木晴美先生
新指導要領施行に伴って言語活動への取り組みを深めていたという背景があり、今回参加しました。3年生は既にスタートし、1,2年生は2学期より辞書引きに取り組む予定です。
小林美保先生
調べてふせんを貼るという活動が目に見えて残ることに意欲を高め、楽しんで取り組むことができています。だんだん太くなる辞書に喜びを感じて、休み時間も辞書をひく姿が見られました。
わからない言葉は自分で辞書を引くという自己解決へ向けての姿勢が定着したことと、辞書を引くことに慣れ、早く調べられるようになったことを成果ととらえています。
現段階では意味を知ることより辞書を引いて見つける楽しさが優先されていて、語彙の増加に必ずしもつながっているとは言えない状況であることが課題です。
ただ、ふせんを貼るという手立てでここまで子供の意欲が高まり辞書へ気持ちが向いたことに驚いており、今後も取り組みを継続したいです。
【8月 お取り組み中間報告】
国語科主任 小林美保先生
国語の時間を中心に、毎時5分間の意味調べタイムを設けて、辞書を引く練習をさせたり、単元の最初に分からない言葉に印をつけておき、宿題等で調べたりするようにしています。3年生以上で取り組んでいるので、学年がかわったときにやり方に差がないよう、全体で辞書引き学習の進め方や活用法を話し合っています。
付箋が増えていくことに喜びを感じて、開始当初から、意欲的に辞書を引く児童が、何人もいました。最初は、一つの言葉を調べるのに時間がかかっていましたが、徐々に慣れて、早く見つけられるようになっています。また、引いたページの他の言葉にも興味を持ち、辞書自体を読み物のように、楽しむ姿も見られました。
引いた言葉に付箋を貼ることが、とても児童の意欲付けになっており、休み時間も熱中して引き続ける児童の姿に驚きました。辞書を引くことにも慣れてきて早くなっているし、分からない言葉について、先生に聞こうと思わず、すぐに、自分で調べようとする自力解決の姿勢も備わってきました。楽しそうに辞書に向かう姿が印象的です。
校長 計田春樹先生
国語辞典を読む活動!!
船木小学校では,学習や生活の基盤となる「ことばの力」を確実に身に付けさせるための取組や学習や生活の中での知的活動やコミュニケーション,感性・情緒の基盤となる言語の役割を大切にしながら言語活動を充実させる取組を行っています。
その一つの取組として,国語辞典活用による語彙力の向上を目指しています。小学校学習指導要領では,国語辞典についての学習は3年生からですが,本校では全学年が「国語辞典を読む活動」を行っています。但し1学年は,入門期を終えて11月からの活動にしています。
指導にあたっては,ベネッセコーポレーションと連携し,中部大学 准教授 深谷圭助先生の理論をもとに実践しています。低学年300語句・中学年600語句・高学年800語句を目標に学級朝会前の「ロング学びタイム」等で語句調べを行っています。
最近では,2学年の児童が「国語辞典を読む活動」に夢中になっており,昼の休憩等図書室に全員出かけ国語辞典を読み付箋を貼っている姿をよく見かけるようになりました。現在,調べた語句が多い児童で580語句,少ない児童で120語句です。高学年になるとすでに,1200語句も調べた児童がいます。2年生のある児童に夢中になる理由を聞くと「付箋が増えていくのが楽しい。知らないことばが分かるのでおもしろい。」と答え,児童の知りたい・分かりたいという願いがこの「国語辞典を読む活動」によって叶えられ,意欲的な学習につながったと考えています。今後もさらに「国語辞典を読む活動」を通して,言語活動の基盤となる「ことばの力」をしっかりと身に付けさせたいと考えています。
山地知世先生
新出漢字が出てきた際に、その漢字が使われた熟語の意味を調べたり、国語の授業中にも、分からない意味の言葉があれば自由にひかせています。調べた数を付箋に記録し貼っていき、200語達成するごとに校長先生のところへ持って行き、賞状をいただいています。 辞書引きをとても楽しみながら行っています。調べた数が付箋で分かるので、達成感を感じた児童はさらにもっと調べようと意欲的です。1000語達成した児童が3名になりました。毎日持ち帰っている児童や、休み時間にも辞書引きをしている児童もいます。
辞書を引くのが、どの子も早くなってきました。まだ習っていない漢字も辞書で見るなどして、読めるようになった子がいます。言葉に関心をもつ児童が増えました。
個人差が大きく、あまり差をつけないためには、全体にどのような指導が必要か、ということが課題と感じています。
新しい言葉の意味を知ったときや、目標としていた辞書引きの数を達成したとき、うれしそうに報告にくる児童を見ていると、続けていてよかったと実感できます。また、子どもたちが調べた数が付箋によって目に見えて分かるので、自信につながる良い取り組みだと思います。
今後、卒業まで学校全体として継続予定です。
【8月 お取り組み中間報告】
3学年担当 山地知世先生
初めて辞書に触れた時は、ベネッセの方にDVDソフトを使って指導していただきました。そうしたことで、子どもたちは辞書引きに大変興味をもち、活動を楽しんで行うことができました。慣れるまでは、授業の中で全員で引く練習をする時間を多くとるようにしました。子どもたちは辞書を自主的に毎日持ち帰り、家庭学習で辞書引きに励むことができました。1学期の終盤になってから、早引き競争を取り入れるようにしました。子どもたちは早く引こうとすることで、自然に五十音の順番がスムーズに理解できてきたと思います。付箋を200枚、達成するたびに校長から賞状をもらっています。また、保護者向けの便りにも名前を載せています。個人差は少しずつ出てきましたが、子どもたちはこうしたことを励みに、日々取り組んでいます。
- ベネッセコーポレーションは、学校での「辞書引き学習」を応援する企画を実施します。
- クラス単位でお申し込みいただき、クラスみんなで楽しみつつ競い合って辞書引き学習を進めることができる企画です。
- 達成感に輝く児童の笑顔やふせんで膨らんだ辞典の写真を、このWEBにて紹介させていただきます。
- 児童1名あたりふせん1,000枚(ポスト・イット(R)辞書引き用ふせん 住友スリーエム製)を提供いたします。
- 辞書引き学習スタートキット(※)を学校に1セット提供いたします。
※先生用手引き、辞書引き実践用素材集(CD-ROM)、辞書引き学習用ハンドブックなど - がんばった成果である、ふせんつきの辞典や児童の写真をこのWEB上で紹介します。
- 期間終了後に、取り組まれたクラス宛てにベネッセから表彰状を謹呈します。
- 小学1~3年生ご担当の先生が、クラス単位でご応募ください。
- ベネッセコーポレーションの『チャレンジ 小学国語辞典』『チャレンジ 小学漢字辞典』をご推薦(※)いただいており、クラス内に使用している児童がいらっしゃること。
※推薦の方法は書面だけでなく、口頭でも結構です。また推薦形態に関してはベネッセを含め複数辞典の紹介でもかまいません。 - 期間終了後,児童の努力の証である、ふせんのついた辞書と児童の写真をベネッセコーポレーションのWEBにアップしていただけること。
- 保護者から児童の写真の撮影・利用の許諾がいただけること(※)。
WEBにアップしていただいた写真は、ベネッセコーポレーション及び住友スリーエムのWEBや告知物で使用いたします。
※保護者向け及び学校向けの許諾書をスタートキットと一緒にお送りします。同封されました返信用封筒にて、保護者向け及び学校様用許諾書をベネッセに返送してください。
【締め切りました】
WEBにあるFAX申し込み用紙をダウンロードしていただき、お申し込みください。 ※先着20クラスになり次第、締め切りとさせていただきます。 |
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ふせん(児童1名あたり1,000枚)、先生用の手引きや資料を申込受付から10日以内に発送いたします。 | |
参加クラスには、報告を上げていただくWEBのURLをスタートキットと一緒にご連絡いたしますので、URLにアクセスしていただき、報告をお願いいたします。 ※報告にあたり、児童の写真の掲載に関しては保護者の許諾書と学校の許諾書が必要になります。そのフォーマットを返信用封筒とともにスタートキットと同送します。保護者及び学校の許諾書を返信用封筒にてベネッセへお送りください。 |
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参加クラスには、報告を上げていただくWEBのURLをスタートキットと一緒にご連絡いたしますので、URLにアクセスしていただき、報告をお願いいたします。 | |
参加クラス宛てにベネッセから表彰状をお届けします。 | |
ベネッセの辞書引きWEBにて公開させていただきます。 |
- お取り組みについて、ベネッセから訪問・電話にて取材させていただく場合があります。
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