「自ら考え、答えを導く力」、「読解力」が身につきます。
辞書は知識の宝庫です。
先生から「教わる」のではなく、子供が自ら「学ぶ」。
それが「辞書引き学習」です。
自ら課題に気づき、辞書を引いて、自分の力で答えを見つける楽しさを知った子供は、どんどん辞書を引いて、自ら学ぶようになります。
子供の力を伸ばす「辞書引き学習」
「自ら考え、答えを導く力」、「読解力」が身につきます。
辞書は知識の宝庫です。
先生から「教わる」のではなく、子供が自ら「学ぶ」。
それが「辞書引き学習」です。
自ら課題に気づき、辞書を引いて、自分の力で答えを見つける楽しさを知った子供は、どんどん辞書を引いて、自ら学ぶようになります。
子供の力を伸ばす「辞書引き学習」
たとえば、食べものや家の中のもの、動物の名前など、身の回りにあることばを辞書で引いてみましょう。
私たちの多くは「辞書は、わからないことばがあったときに使うもの」と教えられてきています。しかし、知っていると思っていたことばでも、辞書を引いてみると意外な発見があるものです。
国語だけでなく、他の教科の勉強でも辞書を使うようにしましょう。理科でも、算数でも、社会でも、わからないことばがあったら、まず調べてみることが大切。常に辞書に親しむことで、自ら学ぶ習慣がいつのまにか身につきます。
ふせんを貼ることで、自分がどれだけ辞書を引いたか実感できるようになります。どんどん増えるふせんが、子供のやる気を引き出していきます。
周りの人にもわかりやすいので、外からの評価も受けやすくなります。内発的な動機づけだけでなく、外発的な動機づけも得やすいのが、辞書を引いた箇所にふせんを貼る方法です。
(上の写真4点の辞書は2色版第五版です。)
すぐに手が届くところに辞書を置きましょう。そして、「辞書は友だち」と教えましょう。子供にとって辞書が身近な存在になることで、遊びやゲームのような感覚で楽しく辞書を引くようになっていきます。
はじめて辞典を使う子供たちが、辞書引きの習慣を身につけるための導入ワーク。1日2ページ、14日で完成!
辞書を引く楽しさを体験し、国語辞典や漢字辞典の基本的な引き方を学ぶことができます。
辞書を使う学習法は、一定量の知識を詰め込む教育とは違って、好きなだけ自主的に学べますから、子供の可能性を最大限に引き出すことができるのです。
そのためにも、まずは一冊の辞書を用意すること―。
これがすべての出発点です。
『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』 深谷圭助 著 すばる舎刊