ベネッセの辞典トップ > 辞書引き学習とは
子どもの力を伸ばす「辞書引き学習」
辞書を使う学習法は、一定量の知識を詰め込む教育とは違って、好きなだけ自主的に学べますから、子どもの可能性を最大限に引き出すことができるのです。
そのためにも、まずは一冊の辞書を用意すること―。
これがすべての出発点です。
『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』 深谷圭助 著 すばる舎刊
「自ら考え、答えを導く力」、「読解力」が身につきます。
辞書は知識の宝庫です。
先生から「教わる」のではなく、子どもが自ら「学ぶ」。
それが「辞書引き学習」です。
自ら課題に気づき、辞書を引いて、自分の力で答えを見つける楽しさを知った子どもは、どんどん辞書を引いて、自ら学ぶようになります。
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「辞書引き学習」4つのポイント
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1.身の回りのことばを引いてみましょう。
たとえば、食べものや家の中のもの、動物の名前など、身の回りにあることばを辞書で引いてみましょう。
私たちの多くは「辞書は、分からないことばがあったときに使うもの」と教えられてきています。しかし、知っていると思っていたことばでも、辞書を引いてみると意外な発見があるものです。
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2.他の教科の勉強でも使いましょう。
国語だけでなく、他の教科の勉強でも辞書を使うようにしましょう。理科でも、算数でも、社会でも、わからないことばがあったら、まず調べてみることが大切。常に辞書に親しむことで、自ら学ぶ習慣がいつのまにか身につきます。
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3.ふせんを貼りましょう。
ふせんを貼ることで、自分がどれだけ辞書を引いたか実感できるようになります。どんどん増えるふせんが、子どものやる気を引き出していきます。
周りからも分かりやすいので、外からの評価も受けやすくなります。内発的な動機づけだけでなく、外発的動機づけも得やすいのが、辞書を引いた箇所にふせんを貼る方法です。
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4.辞書と友だちになりましょう。
すぐに手が届くところに辞書を置きましょう。そして、「辞書は友だち」と教えましょう。子どもにとって辞書が身近な存在になることで、遊びやゲームのような感覚で楽しく辞書を引くようになっていきます。
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「辞書引き学習法」について、もっと詳しく知りたい方は「辞書引き学習法ハンドブック」(2010年11月作成)をご覧ください。
「辞書引き学習法ハンドブック」(1・2ページ) [PDF(1.11MB)]
「辞書引き学習法ハンドブック」(3・4ページ) [PDF(499KB)]
「辞書引き学習法ハンドブック」(5・6ページ) [PDF(546KB)]
「辞書引き学習法ハンドブック」(7・8ページ) [PDF(987KB)]
子どものやる気を引き出す学習環境(深谷圭助先生インタビュー)「ベネッセカード通信2008年12月号」より [PDF(434KB)]
→「小学1年生から国語辞典」が、いま話題です!
→ 小学生の国語辞典の選び方・使い方
写真はすべてチャレンジ 小学国語辞典
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